コロナ禍の今こそ地域でつながり支え合う
掲載写真は、過去に撮影したものも含まれます
新型コロナウイルス感染症は、人との接し方やさまざまな社会活動に変化を及ぼしています。その影響により、地域活動の継続が困難になると、見守りやつながりの機会が失われる可能性があります。
今回は、鳴尾地域で支え合いの場などを提供しているNPO法人なごみ事務局長の田村さんに、地域での活動や取組への思いについて聞きました。コロナ禍の今、地域でのつながり、支え合いについて考えてみませんか。
今回は、鳴尾地域で支え合いの場などを提供しているNPO法人なごみ事務局長の田村さんに、地域での活動や取組への思いについて聞きました。コロナ禍の今、地域でのつながり、支え合いについて考えてみませんか。
地域を知るため自らが地域に根付いて活動
「NPO法人なごみ」では、地域の人たちがつながることのできる場をつくろうと、さまざまな地域活動を行っています。
平成26年(2014年)に、市の「共生型地域交流拠点(注1)」のモデルとして東鳴尾町に「まちcafeなごみ」をオープンし、昨年からは、地域の住民同士が、日常の困りごと(ごみ捨てや買い物など)をワンコインで手伝う「まちのよろず屋」の運営も始めました。
市内で活動していく中で、自らが地域に根付いて地域活動をしないことには、自分の理想とする地域の姿はつくれないと気付き、6年前、鳴尾に移り住み、地域の方と共に、「つどい場(注2)」をつくりました。
平成26年(2014年)に、市の「共生型地域交流拠点(注1)」のモデルとして東鳴尾町に「まちcafeなごみ」をオープンし、昨年からは、地域の住民同士が、日常の困りごと(ごみ捨てや買い物など)をワンコインで手伝う「まちのよろず屋」の運営も始めました。
市内で活動していく中で、自らが地域に根付いて地域活動をしないことには、自分の理想とする地域の姿はつくれないと気付き、6年前、鳴尾に移り住み、地域の方と共に、「つどい場(注2)」をつくりました。
(注1)共生型地域交流拠点…地域に住むさまざまな人が集える常設の交流の場。地域住民とNPO等が開設・運営する。要件を満たせば、開設・運営費の補助を受けることができる
(注2)つどい場…住民同士が身近に集まることができる居場所
多世代が集まるからこそ助け合える関係がうまれる
コロナ禍でも活動を続ける「まちのよろず屋」
自分が培ってきたノウハウは全て提供したい
少し前までは自分の考えやアイデアを主張するばかりでした。でも、まちづくりは、その地域に学ぶことだと気付いてから、地域が変わるきっかけが見え始めました。
今後さらに助けが必要な人が増え、地域を担う人材が不足するという課題はどの地域も同じ。そんな中、地域で埋もれる新しい力を巻き込み、つなぐ方法を知っている人の存在が、地域づくりの鍵になると思っています。
自分が持っているノウハウで良ければ全て提供したい。コロナ禍だからこそ、改めて住民同士のつながりを紡ぎ直し、「子供も大人も、高齢者も障害のある人もみんなが、ここに住んでよかったと思えるまちづくり」が市内でひろがることを願っています。
今後さらに助けが必要な人が増え、地域を担う人材が不足するという課題はどの地域も同じ。そんな中、地域で埋もれる新しい力を巻き込み、つなぐ方法を知っている人の存在が、地域づくりの鍵になると思っています。
自分が持っているノウハウで良ければ全て提供したい。コロナ禍だからこそ、改めて住民同士のつながりを紡ぎ直し、「子供も大人も、高齢者も障害のある人もみんなが、ここに住んでよかったと思えるまちづくり」が市内でひろがることを願っています。
【問合せ】広報課(0798・35・3401)