1月25日に行われた県議会議員補欠選挙では、西宮市の投票率は21.3%と非常に低い数字となっています。
また、前回（平成23年）の市議会議員選挙の投票率は37.15%で過去最低です。
年代別で投票率を比べてみると、一番投票率の高い70歳～74歳と一番低い20歳～24歳では43.57ポイントもの違いがあります。
過去の市区町村議会議員選挙で、西宮市の投票率が全国平均を上回ったことはありません。
投票率が低いということは、少数の意見しか反映されていないということになります。
私たちが住む大切なまちの未来は、私たちみんなが選挙を通して政治に参加し、決めていかなければなりません。

1月に行われた県議会議員補欠選挙で約1億円、4月の県議会議員選挙で約1億円、市議会議員選挙で約2億円の予算が計上されています。
選挙には皆さんの大切な税金が使われています。
投票用紙の印刷費や投票所の運営・開票作業に要する人件費のほか、候補者のための選挙カーや選挙ポスターの作製などのさまざまな費用がかかります。
市選挙管理委員会では今回の選挙経費を節約するため、ポスター掲示場を昨年12月に行われた衆議院選挙のものを再利用しました。

西宮市は、たくさんの市民の方に投票してもらうため、120カ所もの投票所を開設しています。
県議補選では約1900人が選挙に関わりました。 選挙は、投票・開票事務を行う市職員や学生アルバイトだけでなく、投票・開票立会人など地域の人たちや、投票所となる学校や集会場などの協力も必要です。

住民サービスを受けるのは私たちですが、住民サービスの中身を決めるのは政治家です。
私たちが直接、住民サービスの中身を決めることはできません。
しかし、私たちの住民サービスを向上させてくれそうな政治家を選ぶことは出来ます。
その唯一の手段が選挙に行って投票することです。
「学校教育や子育て支援を充実してほしい！」、「福祉や医療サービスを充実してほしい！」、「防災にもっと力を入れてほしい！」など、それぞれ市の施策に要望があると思います。
そのような思いを実現させるには、大切な一票を投じ、政治に参加するしかありません。私たちのくらしを向上させていくためにも必ず投票に行きましょう！