魅力あるまちづくりを進めるため、素案に対する市民の皆さんの意見をお待ちしています。
問合せは政策推進課(0798・35・3476)へ。
見直しの主なポイント
総合計画は、目指すまちの姿を示す「基本構想」を頂点に、まちづくり施策の体系的な枠組みを示す「基本計画」と、毎年見直しを行い具体的に施策を進める「実施計画」の3層構成になっています。
「基本計画」については、中間年度である平成25年度に、社会経済状況の変化や各施策の進捗状況などを検証し、必要な見直しを行うこととしています。
当初計画の基本的事項や方向性は維持しつつ、計画策定後に生じた次の主な要因を踏まえて見直しを行い、このたび素案を取りまとめました。
「基本計画」については、中間年度である平成25年度に、社会経済状況の変化や各施策の進捗状況などを検証し、必要な見直しを行うこととしています。
当初計画の基本的事項や方向性は維持しつつ、計画策定後に生じた次の主な要因を踏まえて見直しを行い、このたび素案を取りまとめました。
人口推計の見直し
30年度の市内人口を50万9000人と見込んでいましたが、49万1000人に見直しています。
当面は緩やかな増加傾向が続くものの、30年台半ばからは減少に転じることが見込まれています。
当面は緩やかな増加傾向が続くものの、30年台半ばからは減少に転じることが見込まれています。
財政推計の見直し
21年度~30年度に施設や道路の整備・改修などに使える財源(普通会計・一般財源ベース)を915億円(平均91億円/年)と見込んでいましたが、税収の伸び悩みなどから556億円(平均55億円/年)に下方修正しています。このうち、26年度~30年度(後期5カ年)に使える財源は、332億円(平均66億円/年)と見込んでいます。
市民意識の反映
総合計画の推進にあたり、今後の市政運営の基礎資料とするために、21年度から「まちづくり評価アンケート」を実施しています。
アンケート結果では、期待度やギャップ値(期待度と満足度の差)の高い施策として、「災害・危機に強いまちづくり」や「医療サービスの充実」、「子育て支援の充実」などがあがっており、これらを踏まえた見直しを行っています。
アンケート結果では、期待度やギャップ値(期待度と満足度の差)の高い施策として、「災害・危機に強いまちづくり」や「医療サービスの充実」、「子育て支援の充実」などがあがっており、これらを踏まえた見直しを行っています。
新たな課題
総合計画を策定してからの新たな課題としては、(1) アサヒビール西宮工場閉鎖後の跡地と周辺のまちづくり、(2) 東日本大震災の発生に伴う新たな防災・減災対策、エネルギー政策などの見直し、(3) 公共施設マネジメント(施設総量や維持管理コストの最適化)の推進などがあり、これらの課題に取り組んでいきます。
以上のような新たな課題や社会経済状況の変化などに適切に対応するため、基本計画を見直した主な内容は、次のとおりです。
以上のような新たな課題や社会経済状況の変化などに適切に対応するため、基本計画を見直した主な内容は、次のとおりです。
主な見直しの内容(新たな取り組みなど)
- アサヒビール西宮工場跡地に、耐震化や老朽化対策が必要な公共施設(市立中央病院、西宮消防署、中央体育館)の移転や多目的・防災公園の整備などを行うとともに、周辺地域を含め、新たな都市拠点としてのまちづくりを推進する
- 地域コミュニティ活動の推進のため、自治会等への加入促進を支援する
- 新陸上競技場の整備は、時期を見直すものの引き続き検討する
- 子ども・子育て関連3法の施行に伴い、幼児期の教育・保育や、地域の子ども・子育て支援の総合的な施策を推進する
- 高木小学校区内の児童急増に対応するため、校区内に新設校を整備する
- 児童発達支援センターを整備し、課題のある子どもへの相談支援体制を強化する
- 市立中央病院は、経営の健全化と経営形態の変更に取り組み、移転後の病院では救急医療、がん診療などに重点を置いた医療を実施する
- 本市の防災拠点となる(仮称)総合防災センターの整備は、教育委員会庁舎の建て替えと併せて実施する
皆さんの声を市政に
応募は8月14日~9月13日
素案は、8月14日から市役所本庁舎1階総合案内所横、各支所・市民サービスセンター、政策推進課(市役所本庁舎4階)で配布するほか、市のホームページ(市政情報→総合計画と部門別計画→総合計画)に掲載します。【応募方法】
素案への意見、住所、氏名、年齢、性別、職業、電話番号を書いたものを郵送かEメールで8月14日~9月13日(消印有効)に政策推進課(〒662-8567六湛寺町10-3 (Eメール)メール投稿フォーム)へ。持参も可
※頂いた意見は市の見解とともに公表します(個人情報を除く)。電話での意見の受付や個別回答は行いません