水道特集 平成25年度 水質検査計画を策定
安全・安心な水をみなさんのもとへ

水道局は、水質検査計画に基づき、水源から家庭の蛇口まで厳しい水質管理を行い、皆さんに安全な水道水をお届けしています。
水質検査計画は、水道局が定期的に行う水質検査の項目・採水地点・頻度などをあらかじめ定めたもので、水源の種別・状況、浄水処理方法などを考慮して策定しており、水道局の窓口および水道局ホームページで公表しています。
また、平成25年度は、水質検査の精度と信頼性が客観的に保証される「水道水質検査優良試験所規範(水道GLP)」の認定取得を目指します。
問合せは水質試験所(0798・74・6623)へ。
水質検査の項目
本市では、法律で検査を義務付けられた水質基準項目に加え、水質管理目標設定項目注1や独自に設定した項目も含め最大187項目の検査をします。
平成25年度は、ダイオキシン類と放射性物質についても検査します。

注1 水質管理目標設定項目…水道水中での検出の可能性があるなど、水質管理上留意すべき項目(農薬類など)

水質検査の採水地点・頻度
写真:水道水の水質チェック
水道水の水質を厳しくチェック
本市では、鳴尾・丸山各浄水場で浄水処理した水のほか、阪神水道企業団・兵庫県営水道から購入した水道水を供給しており、それぞれ水源から配水池等、蛇口までの各段階で採水地点を設定しています。
浄水場の井戸や貯水池などの水源9カ所、配水池等11カ所および市内の蛇口13カ所で採水した水は、その性質に応じて必要な検査項目を毎月または3カ月ごとに検査します。
また、市内12カ所の配水管末水質監視装置では、色度、濁度および残留塩素について24時間監視します。
水道GLPの認定取得を目指して
「水道GLP」とは、水質検査が管理された体制の下で適正に高い精度で実施されていることを保証する制度です。
その認定を取得するためには、検査方法や手順、検査の精度管理、検査機器の管理等、さまざまな要件を満たさなければなりません。
今後も皆さんに安心して水道水を利用してもらうため、水道GLPの認定取得を目指します。

平成25年度水道事業会計予算 財政計画に基づき効率的に経営

3月市議会において可決された平成25年度水道事業会計予算の概要は次のとおりです。
25年度予算は、同年度から3カ年の財政計画に基づき編成しています。
問合せは水道局財務課(0798・32・2211)へ。
収益的収支
主に水道料金収入と、水道水をつくったり各家庭に送る施設を維持管理するために必要な経費を中心とした収支

※家計に例えると…給料と生活費


収入 水道料金収入 93億4600万円
分担金 3億9400万円
その他 5億7200万円
支出 維持管理経費 40億2900万円
水購入費 37億5200万円
減価償却費等 21億2000万円
企業債支払利息 4億5600万円
その他 4億1800万円
純損失 4億6300万円
収入
103億1200万円
  • 約9割を占める水道料金収入が前年度に引き続き減少する見込み
支出
107億7500万円
  • 越水浄水場管理本館の建設に伴う旧管理棟等の解体撤去費用を特別損失として計上
  • メーター取り替え件数の増加と単価の上昇により経費が増加

※差し引き4億6300万円の赤字予算になっています



資本的収支
水道施設を新たにつくったり、改良するなどの設備投資に必要資本的収支な経費と、その主な財源となる企業債等を中心とした収支

※家計に例えると…家を建てたり、車を買ったりする経費と住宅ローン等の借入金の関係


収入 企業債 15億1500万円
国庫補助金 4100万円
工事負担金 9700万円
その他 5900万円
支出 建設改良費 配水管の整備 19億300万円
浄水・配水施設の整備 9億3500万円
事務費等 5億1700万円
企業債償還金 11億6400万円
その他 7000万円
不足額 損益勘定留保資金等 23億7700万円
建設改良積立金 5億円
収入
17億1200万円
  • 企業債の発行による借り入れや工事負担金、国庫補助金等
支出
45億8900万円
主な事業は次のとおり
  • 越水浄水場管理本館の建設に伴う場内の整備工事
  • 安定供給のための配水槽等の機械・電気計装設備改良工事
  • 配水管の耐震化および幹線整備工事

※資本的収支の不足額は、損益勘定留保資金、建設改良積立金等で補填する予定

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貴重な意見を水道モニター 申込は5月20日まで

水道局は、本市の水道事業について広く学んでもらい、市民の皆さんの率直な意見を事業に反映させるため、水道モニターを募集します。
対象は、平日午後に開催するモニター会議や浄水場見学会などに参加できる20歳以上の人です。
なお、同モニター経験者は応募できません。
皆さんの応募をお待ちしています。
【活動期間・回数】
6月(委嘱日)~来年3月に4回程度
【謝礼】
会議などへの出席1回につき2000円
【定員】
35人
【応募方法】
所定の応募用紙を郵送またはEメールで5月20日(消印有効)までに水道局経営管理課(0798・32・2207(Eメール)メール投稿フォーム)へ。多数の場合抽選

※応募用紙は、水道局、北部水道事業所、市役所本庁舎1階総合案内所横、各支所・市民サービスセンター、アクタ西宮ステーション、各公民館で配布しているほか、水道局ホームページからもダウンロードできます

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水道局からのお知らせ

水道工事費の貸付・助成
赤水が出たり水の出が悪い古い鋼管や鉛管の取り替え工事には、貸付・助成制度があります。
問合せは水道局給水装置課(0798・32・2230)へ。
【貸付制度】
配水管分岐部から蛇口までの標準工事費を貸付。
30万円以内。無利子。
20カ月以内の元金均等月賦償還
【助成制度】
配水管分岐部から水道メーター宅地内側約30センチまでの標準工事費の2分の1を助成。10万円以内
希望者は連絡を 斑状歯の検診・治療の受付
水道局は、斑(はん)状歯の認定検診と治療の受付を行っています。
対象者や治療方法には一定の基準があり、認定検診・治療には所定の手続きが必要です。
希望者は歯科受診前に水道総務課(0798・32・2233)へ問合せを。
水道料金・下水道使用料 基本料金の免除制度
上・下水道の基本料金を免除する制度があります。
対象により申請窓口が異なります。
問合せは水道局電話受付センターへ。
【対象・申請方法】
  • 身体障害者手帳1・2級か療育手帳Aを持っている人が在宅している家庭または身体障害者手帳3級と療育手帳B1の両方を持っている人が在宅している家庭…「水道ご使用量等のお知らせ」、身体障害者手帳、療育手帳、印鑑を持参し、障害福祉課(市役所本庁舎1階)へ
  • 家族介護慰労金を受給している家庭…「水道ご使用量等のお知らせ」、印鑑を持参し、高齢福祉課(市役所本庁舎1階)へ

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水道局電話受付センター

水道の使用開始・中止の申込、漏水修繕などの問合せ
0798・32・2201
0797・61・1703
078・904・2481
【受付時間】午前8時45分~午後8時
(土・日曜、祝日は5時半まで)

水道局ホームページ
http://suidou.nishi.or.jp/

水道局ホームページでは、市民の皆さんからのよくある質問や水道に関するさまざまな情報を掲載しています。ぜひご利用ください。

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