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3年ぶりの現地開催!第47回にしのみや市民祭り

更新日:2022年11月11日

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晴れ渡る秋空の下、2022年10月22日、市役所周辺を会場に『第47回にしのみや市民祭り』が開催されました。
昨年はオンラインでの開催となったため、現地での開催は、実に3年ぶり。

今年は、コロナ禍で失われている市民の「交流の場」を提供し、「人と人とのつながり」を現地で実感してもらえるような機会となるよう、にしのみや市民祭り実行委員会を中心に多くのボランティアに支えられて、西宮市民の手作りで準備~実施されました。

この日、多くの西宮市民が開催会場に訪れ、来場者数は約18,000人にのぼる大盛況となりました。
笑顔溢れるお祭りとなった当日の様子を、ご紹介させて頂きます!

3年ぶりの現地開催!華々しいオープニングセレモニーでスタート!

11時の開始前から、市役所周辺には、多くの人が待ってましたと言わんばかりに集まり始めていました。オープニングセレモニーが行われるのは、六湛寺公園北側の屋外ステージ。「良い天気ですね」「暑いぐらいですね!」といった会話が飛び交う中、オープニングセレモニーが始まります。

まず、市民祭り協議会会長、市長、市議会議長から開催の挨拶がありました。


開催挨拶をする にしのみや市民祭り協議会 吉井会長



その後、西宮市にゆかりのあるジャズトランぺッター 横尾 昌二郎さんによる、美しいファンファーレでステージが一気に温まったところで、西宮出身・西宮を拠点として活動する姉妹デュオ 「和太鼓 井上姉妹」の登場です!

ダイナミックな演奏を披露する井上姉妹


和太鼓、津軽三味線、篠笛と、多彩な楽器を使い、明るい笑顔、時には真剣な表情で「ハッ!」という勢いのある掛け声と共に、力強い伝統音楽を演奏してくれた井上姉妹。にしのみや市民祭りには2018年以来の参加とのことで、この後の屋外ステージのフィナーレにも再登場し、日本文化の素晴らしさが伝わる演奏で、集まった市民の心を一つにしてくれました。

そして今回、屋外ステージイベントの司会を務めたのは、大学生のこのお二人。

関西学院大学 佐野さん(左)、工藤さん(右)


関西学院大学総部放送局のアクタ―部に所属する、佐野さんと工藤さんです。
今回、市民祭り実行委員会から司会の募集があり、応募したというお二人。時には大学生らしいほんわかとした掛け合いを織り交ぜながら、最後までしっかりと務められていました。お二人の今後のご活躍を期待しております!

西宮市ゆかりのパフォーマー続々!屋外ステージイベント

オープニングセレモニーの後、11時45分からは次々に西宮市にゆかりのある人気パフォーマーやアーティストが屋外ステージに登場しました。

西宮市キャラクターのみやたんと、西宮市ご当地ゆるキャラのふくみみ福ちゃんによるみやたん音頭や、日本各地で活躍するジャズミュージシャンによるセッション、スマイルパフォーマーQちゃんによるお笑いヒーローショーなど、子どもから大人まで楽しめるイベントが盛りだくさんでした。


みやたん音頭を踊るみやたんとふくみみ福ちゃん


お笑いヒーロー!Qちゃん



また、西宮市出身の人気芸人 安田大サーカスの団長安田さんと代走みつくにさんによるお笑いトークショーでは、西宮への愛が溢れた地元トークで、観ていた市民と一緒に共感しあい、笑い溢れるステージとなりました。

西宮市のシンボルツリー 大きなクスノキでツリーイングに挑戦!

今回、にしのみや市民祭り史上、初の試みとなる「ツリーイング体験」が行われました。
事前予約制でしたが、あっという間に予約が埋まったというこのツリーイング体験は、ロープを使って木登りをするという、とっても面白いアクティビティなんです。
今回ツリーイングで参加者が登るのは、六湛寺公園南側にそびえる大きなクスノキ。
ツリーイング体験をするにあたり、まず必要な装備を身に着けて、インストラクターさんの説明・注意事項をしっかり聞いてから、いざ実践です!


真剣に説明を聞く参加者


時間内で、どこまで登れるかな?



初めてのツリーイング体験だったという親子は、「子ども達と木登りすることはたまにありますが、こんな高い木に登る機会はなかなか無いので、楽しかったです。」「初めは難しかったけど、やっていくうちにできるようになった。またやりたい!」と笑顔で話してくれました。

親子でテッペンを目指す!


今回のにしのみや市民祭りのツリーイングでは、なんと車椅子利用者の体験も可能でした。


フランス製水陸両用の車椅子


笑顔で参加者と触れ合う吉川さん



インストラクターの吉川さんは「西宮市には、ツリーイングに適した木がたくさんあります。これをきっかけにツリーイングがもっと広く知れ渡り、より多くの木でツリーイングできるようになれば嬉しいです。」と、西宮の自然の豊かさと、今後のツリーイングへの希望を語ってくださいました。

26の団体が出店、これぞ市民による市民のためのお祭り!ふるさとブース

市役所本庁舎からズラリとテントが並べられ、多くの人が行き来していたのは、ふるさとブース。
福祉団体や環境団体、消費者団体や薬物乱用防止の協議会など、西宮市と市民のために、日々活動を続ける26もの地元団体などが出店し、それぞれの活動を展示していました。

社会福祉法人 関西中央福祉会 平成リハビリテーション専門学校のブースには、「私もお願いします」と、たくさんの年配の方が訪れていました。
「ここでは、握力や飲み込む力などの健康調査をしています。初めての市民祭りの参加ですが、予想以上にたくさんの人が計測に来てくださり、驚いています!」と話してくれたのは、平成リハビリテーション専門学校の学生さん。


明るく計測の対応をする学生さん


先生と一緒に、一日頑張ります!



10年以上、この市民祭りに出展しているとのことで、市民祭りの時に必ず計測をしに来る常連の方もいらっしゃるのだとか。専門学校の先生方も「毎年600人もの人が来てくださいます。健康に気を付けて、長生きして頂きたい」と、高齢の方に寄り添う気持ちを語ってくださいました。

同じくふるさとブースの、一般社団法人 西宮建設協会のブースでは、ショベルカーが設置され、多くのお子さんが記念写真を撮ろうと列に並んでいました。

初めてのショベルカーにワクワク!


嬉しそうな子どもの笑顔に、保護者の方も皆ニッコリ。とっても貴重な体験となりました!

気になるお土産品がズラリ!観光コーナー・友好都市ブース

六湛寺南公園に入るとすぐ「いらっしゃい!いらっしゃい!」という威勢の良い明るい掛け声が聞こえました。観光コーナーの『徳島県すだち・ゆこう消費推進協議会』のブースでは、徳島県の特産品がズラリ。美味しそうな野菜や果物を手に、大勢の人が集まっていました。


ひときわ活気に溢れたブース


カゴいっぱいに盛られた徳島産レンコン



「初めて西宮市に来ました!」と、徳島県名産のすだちの爽やかさにも勝る笑顔で話してくれたのは、”すだち大使”の古川さん。

明るく元気に接客をしていた すだち大使 古川さん


「全国98%シェアを誇る徳島のすだちはもちろん、鳴門金時や椎茸も、西宮市民の方に食べて頂きたいです!」と元気にPRしてくださいました。

観光ブースでは他にも、西宮和菓子ブランド発信事業実行委員会による和菓子販売が行われており、「あおやま菓匠」さんの『みやたん』や『みにゃっこ』の何とも可愛すぎる上生菓子や、兵庫県のマスコットキャラクターを元にした『はばたん饅頭』など、西宮ならではの愛らしい和菓子が多数並べられていました。


みやたん・みにゃっこの生菓子


はばたん饅頭



また、友好都市ブースでは、鹿児島県奄美市、高知県梼原(ゆすはら)町、フランスのロット・エ・ガロンヌ県及びアジャン市のブースが出展されていました。
奄美市と梼原町のブースでは、なかなか入手できない貴重な特産品がズラリと並べられ、訪れる人は皆、興味深そうに商品を手に取っていました。


奄美市の種類豊富なお酒


梼原町の無添加桜シロップの桜は全て手摘み!


  

平成4年から姉妹都市提携を結ぶフランスのロット・エ・ガロンヌ県及びアジャン市のブースでは、ワインに関するパネル展示や、商品が貰えるクイズを楽しめ、ここも多くの人で賑わっていました。

ロット・エ・ガロンヌ県及びアジャン市のブース


一人一人の協力で作り上げられた大学コーナー・団体バザール

多くの家族連れが列をなし、キラキラの子どもの笑顔が沢山見られたのは、六湛寺公園南側の団体バザール。

わなげで盛り上がる関西大学校友会西宮支部


射的などの屋台が複数あり、その中でも「やったー!」「上手!あともう1個!」と終始 大勢の子どもと大人で盛り上がっていたのは、関西大学校友会 西宮支部のブース。10年以上、にしのみや市民祭りに参加しているという関西大学校友会は、例年は学生もボランティアで来ているのですが、今年は飲食販売が出来ないという事で、OBのみでの出店となりました。

来年も参加したい!と話す関大OBの方 


「西宮支部には約200人の会員がいますが、わなげの景品も、全て会費で用意しています。来年は学生も一緒に、皆でまた市民祭りを盛り上げられたらいいですね」と、関西大学OBの方は優しい笑顔で話してくれました。

そして、六湛寺南公園の大学コーナーでは、多くの大学生が各々の活動をPRし、元気よく呼び込みをしていました。
甲南大学の農業サークル『Agrista』のブースでは、手作りの「野菜釣りゲーム」を体験することができました。


甲南大学Agrista


ナスが釣れた!と大喜びの野菜つり



また、「自分たちで作った、無農薬で手がかゆくならない里芋なんです」と、採れたての里芋を販売していました。「夏は週2~3回、冬は週に1回、実際に畑に行って活動しています」というAgristaの皆さん。これからも頑張ってください!


採れたて! 無農薬の里芋


明るい笑顔のAgristaの皆さん



皆で学び、備えよう!消防体験・防災学習コーナー

にしのみや市民祭りでは、訓練用の水消火器を使う体験が出来る消防体験コーナーや、阪神大震災を経験していない人にも地震の怖さ・備えの大切さを知ることができる「地震体験車」コーナーもありました。


水消火器、うまく使えるかな!?


強い揺れを経験できる地震体験車



近くで消防車を見る機会がなかなか無い子どもたちは、実際のピカピカな消防車に大興奮!水消火器の体験には常に長蛇の列が出来ていて、消防隊員さんと共に、生き生きとした笑顔で初めての体験に挑んでいました。

子どもと一緒に家族みんなで楽しめる市民祭り

にしのみや市民祭りの魅力のひとつは、「子どもが楽しめる」ということ。市民会館の「子どもコーナー」では、複数のゲームが楽しめる他、広い室内で人形劇・紙芝居をなんと8つも鑑賞することができました。


子どもコーナー入り口


木で作られたおさかなつり



また、「西宮お手玉の会」によるお手玉体験コーナーでは、たくさんの子ども達が初めて触るお手玉の感触に「わー!」と声をあげながら練習する風景が見られました。市民祭りを通して、年配の方から小さな子ども達へ、実際に目を見ながら、手と手を取り合いながら、日本文化を継承していく様子に、市民祭りの現地開催の素晴らしさを改めて感じました。


お手玉コーナー入口


最後は2個同時に投げられるように!



出演者も観客も、皆ひとつに!屋内ステージイベント

アミティ・ベイコムホールでは、26のグループが多種多様なパフォーマンスを披露しました。
パフォーマンス in 西宮や西宮ミュージックライブでは、和太鼓やチアダンス、ジャズやオーケストラ演奏など、西宮で日々レッスンに励む子ども~大人のグループが出演しました。

今津フレンドリーキッズの演奏


西宮ミュージックライブで、金管バンド演奏を披露してくれたのは、今津フレンドリーキッズの皆さん。最後に演奏した坂本九の名曲『上を向いて歩こう』では、客席全体から手拍子が送られ、日々の練習の成果を皆で見届けることが出来ました!

そして、にしのみや市民祭りの最大イベントの1つである Dancing☆甲子園☆ が夕方から始まりました。
今年は9チームが出場し、それぞれが「最高のパフォーマンスを届けたい」という強い想いと共に、白熱のステージで観客、審査員を魅了しました。


元気と笑顔を与えてくれるダンス


かっこよく!全力で踊ります!



チームワーク抜群のダイナミックなダンスで、見事 優勝を手にしたのは、今回初出場の5人組『Couleur』でした。


優勝したチーム「Couleur」


トロフィー授与の様子



今回、審査員を務めた 株式会社おどらぼ CEO/演出家の 巖 良明さんは、「どのチームも個性的で躍動感あるダンスでした。大人数の作品も少人数の作品もとてもエネルギッシュで、ダンスが好きなことが伝わってきて、全作品とても僅差なコンテストでした。来年はさらに出場者が増えることを楽しみにしています。」と終演後にお話しくださり、誰が優勝してもおかしくないコンテストだったことを実感しました。

 
 
 コロナ禍で失われつつあった「市民と市民の触れ合い」を、見事に取り戻すことができた一日となった、にしのみや市民祭り。
「また来年も来たい」「来年はもっとこんな事がしたい」と、来場された方も、出店している方からも、口々に来年への夢と希望を語られていました。
来年も、昔からずっと変わらない、市民による市民のための市民手作りの にしのみや市民祭りができるよう、西宮市民同士の優しく、温かい繋がりが、ずっと途切れないことを願っています。
 
 


 
 
この記事は、西宮の人と人を繋ぐWebメディア「ニシマグ」にご協力いただき作成しています。
「ニシマグ」のホームページ(外部サイト)新規ウインドウで開きます。

お問い合わせ先

広報課

西宮市六湛寺町10-3 西宮市役所本庁舎 4階

電話番号:0798-35-3400

ファックス:0798-35-3449

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