【上甲子園小学校】「西宮ブルーインズ」によるフラッグフットボール出前授業
更新日:2024年2月8日
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10月の秋空のもと、上甲子園小学校6年生の体育の授業でフラッグフットボールを行いました。
この日の先生は社会人アメリカンフットボールチーム「西宮ブルーインズ」の皆さん。
西宮市スポーツ推進課とアスレチック・リエゾン・西宮が連携する「アスリート先生派遣事業」による出前授業です。
フラッグフットボールはアメリカンフットボールが起源になって生まれたスポーツで、タックルの代わりに両腰につけたフラッグを取ってプレーします。
プレーボール!
ウォーミングアップ
フラッグフットボールの基本の動作、フラッグ取りの鬼ごっこで緊張をほぐします。講師の掛け声で、みんな一斉に走り出しました。
ボールスナップリレー
攻撃時のスタート合図、脚の間にボールを通して後ろの人に渡す「スナップ」でリレー。
素早く渡して最後尾へ、を繰り返します。5人1組のリレーで真剣な表情の6年生たち。
1on1(オフェンス(攻撃)1対ディフェンス(守備)1)
10ヤード先のラインにたどり着くまでに、ボールを持っている攻撃側はフラッグを奪われないよう逃げ切れたら成功。
相手との距離感が難しいなか懸命にかわしていきます。
元気よく、楽しく、良いプレーがあれば相手を褒める!が基本です。
2on1(オフェンス(攻撃)2対デイフェンス(守備)1)
次は味方のフラッグを奪われないよう、オフェンスにブロッカーをつけて2対1。
オフェンス2人でどう動くのか考え、作戦を立てます。
作戦が重要になるのでチームのコミュニケーションがとても大切。
パス(走りながらキャッチ)
パスキャッチ地点まで走り、講師の先生からのパスを受けます。
飛んでくる楕円形のボールをキャッチするのは難しい!
常にポジティブな声掛けがあり、うまくできなくても何度もチャレンジします。
なかには、より難しいパスボールを要求する児童や、パスキャッチ後のディフェンスをかわす動きをする児童も。
講師から
「授業を通して、僕たちの方がこどもたちから沢山の元気と学びをもらいました。
フラッグフットボールは陣取り型の最終形。活躍の場が個々にあり、頭を使うスポーツなのでこれからも挑戦してほしいです。
経験が無いと学校の先生方も敬遠されると思いますが、僕たちが出向くので興味を持って手を挙げてくれることを期待します!」
との言葉がありました。
授業を終えて
相手のフラッグを取るという鬼ごっこの延長のような動作で全員が安全に楽しめ、メジャーなスポーツに比べて個人の力量の差が少ないフラッグフットボール。
こどもたちは、「楽しかった!」「作戦を立てるのが難しい」「次もやってみたい!」と大満足の様子。
上甲子園小学校では有志で「上甲ファイターズ」というチームを結成し、12月の「にしのみや小学生フラッグフットボール大会」に出場する予定とのこと。
なんとこの大会の決勝戦はアメリカンフットボール大学生王者決定戦「甲子園ボウル」の前座試合として、阪神甲子園球場で実施されます!
頑張ってくださいね!
【開催報告】第8回にしのみや小学生フラッグフットボール大会|西宮市ホームページ (nishi.or.jp)