西宮市立総合教育センター付属西宮浜義務教育学校 開校記念式典
更新日:2024年1月22日
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令和2年11月13日、西宮市立総合教育センター付属西宮浜義務教育学校の開校記念式典が開催されました。
記念式典はマスクの着用やソーシャルディスタンスの確保など、新型コロナウイルス感染症防止対策を実施したうえで、6ヶ月遅れでの開催となりました。
義務教育学校とは
子供の成長を連続して支える小中一貫教育にふさわしい学校運営体制を整えるために、これまでの小学校と中学校に加えて、新たな学校の種類として「義務教育学校」等の設置を可能とする改正学校教育法が平成28年(2016年)4月1日に施行されました。
- 義務教育学校とは、小学校6年間と中学校3年間の合計9年間を1つの学校として、小中一貫の教育を実施するための学校です。
- 1人の校長の下で一つの教職員集団が、9年間の系統的な教育、9年間の継続的な生徒指導、1年生から9年生までの異学年交流などを行います。
- 修業年限は9年(前期課程6年、後期課程3年)です。
- 基本的には、それぞれ小学校および中学校の学習指導要領が準用されます。
西宮市立総合教育センター付属西宮浜義務教育学校は、令和2年4月に西宮市で初めての義務教育学校として開校しました。
また、通学区域特認校に指定しており、許可を受けた場合は、校区に関わらず通学することができます。
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開校記念式典
式典は、国歌斉唱から始まり、重松教育長から金地校長へ校旗が授与されました。
重松教育長の式辞では「地域との様々な関わりを通して西宮浜の特徴を活かし、地域の誇りと愛着を持った子供たちを育て、住民の方達と共に地域の活性化の一翼を担い、義務教育学校が地域住民の夢や希望であり続けることを期待しています。西宮市で初めての義務教育学校として小中学校の職員が一つの職員集団となり、9年間を通して全教職員が教育目標を共有し、教育活動に携わっていくことになります。西宮市の小中一貫教育のパイオニアとしての役割を期待しています。」と話がありました。
石井市長の挨拶では「校歌にあるように未来を切り拓き、新しい道を一人ひとり進んでいく気持ちを持って歩んでください。」と話がありました。
児童生徒代表からは「9学年がひとつとなり、縦の繋がりがある学校を作っていきたいと思います。新しい校訓である『自立、協働、創造』が歌詞に入った校歌を、1年生から9年生で心込めて美しいハーモニーで歌い続けていきたいです。そして新たな校章に描かれているヨットのように1年生から9年生がひとつの船に乗り、助け合いながら未来という同じ目標に向かって進んでいきたいと思います。」と話がありました。
校章の披露では、繋がりの輪、一期、二期、三期を表した3つの波、前進し続けるヨットを表した文字、校訓をシンボル化した3つの桜の説明がありました。
校歌合唱では、作詞作曲された中西覚先生の指揮のもと合唱が行われ、会場には生徒たちの美しい声が響き渡りました。
金地校長の式辞では「地域の恵まれた環境や与えられた教育資源を最大限に活かしながら、校訓である自立、協働、創造という三つの柱を期別の目標とし、学校教育目標の『よりよい未来を切り拓く児童生徒の育成』の実現を目指します。」と話がありました。
メモリアルホール
西校舎の図書館では西宮浜や西宮浜小学校・西宮浜中学校の歴史を紐解く写真が展示されています。この図書館は西宮浜地域の図書館として開放されており、学校図書館の本の閲覧や、西宮市立図書館の本の貸出、返却、予約や利用登録ができます。
開校記念イベント
開校記念イベントでは、1年生から9年生全員で風船飛ばしを行いました。全員のカウントダウンの後、「ワンチーム」のかけ声で一斉に風船を飛ばし、開校を祝いました。風船を飛ばすと、笑顔で児童生徒たちは空高く舞う風船を見えなくなるまで見つめ、盛大なイベントとなりました。
その後、全員で学校に関する○×クイズを行いました。児童生徒たちは知っていることや知らないことがあり、周りに相談しながらクイズに挑んでいました。
最後は校歌を斉唱し、開校記念イベントは終了しました。
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