紅葉やバラを満喫!北山緑化植物園で秋を感じよう!
更新日:2018年11月14日
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紅葉が美しい、北山緑化植物園内の「北山山荘」
四季折々の植物を楽しめる場所
北山緑化植物園は、阪急夙川駅からバスで約15分、緑豊かな山々に囲まれた場所にあります。
ここでは、バラ花壇やアジサイ花壇、薬草園、温室などが並び、1年を通じてさまざまな植物を楽しむことができます。
また、自然や植物に関する展示コーナーや家庭でのガーデニングなどについて相談できる「緑の相談所」などもあり、花や植物への知識・興味を広げてくれます。
植物の増殖や品種改良などの研究を行う、植物生産研究センター
花や緑に関する相談ができる「緑の相談所」
園内は薬剤の使用を最小限に留めているため、人にも生き物にも優しい環境であり、さまざまな生き物を観察できます。親子でウツボカズラ(食虫植物)の中を覗いたり、池でトンボやカエルを探したり......。植物そのものを鑑賞するだけではなく、植物を取り囲む環境も一緒に楽しめます!
紅葉や秋の花、果実も楽しめる秋!
いつ訪れても、四季折々の自然を感じることができる北山緑化植物園。秋の時期の魅力といえば、まずは紅葉です。
紅葉シーズンの園内
モミジやサクラなどの紅葉とともに、"世界3大紅葉樹"に数えられる「ニシキギ」や「オキシデンドラム」なども植えられており、葉色の美しさが楽しめます。
ニシキギ
オキシデンドラム
また、この時期、園内では数種類のドングリを拾うことができます。そのほかにも、小さくて可愛らしいコムラサキや赤いガマズミなど、たくさんの果実が実り、小さな子どもにとっても楽しめるポイントになっています。
コムラサキ
ガマズミ
それから、秋の花々も見逃せません。さまざまな種類のバラやキク類、アネモネ、リンドウなどが見頃を迎えます。
特にバラ花壇は、見所の一つ。バラは約70種80株が植えられており、華やかな香りも楽しむことができます。
色とりどりの花に囲まれて、華やかな気分に浸りましょう。
秋のバラの一種「カレイドスコープ」
アシズリノジギク(白い花)とイソギク(黄色の花)
春と秋に開花する「ジュウガツザクラ」
西宮市で生まれた、オリジナルの植物
ちなみに、北山緑化植物園内の「植物生産研究センター」では、西宮市の気候に適した、オリジナルの植物も開発しています。
イヤリングのように垂れ下がった形が特徴的な「エンジェルス・イヤリング」たとえば、こちらは「エンジェルス・イヤリング」。西宮市とサントリーフラワーズ株式会社が共同で開発した、フクシアの品種です。
従来のフクシアは日本の暑い夏に耐えられないものが多い一方、「エンジェルス・イヤリング」は西宮市でも夏越しができるように、耐暑性に優れています。
春から秋頃まで薄青紫色の花を咲かせる「ゆめむらさき」
「ゆめむらさき」は、阪神・淡路大震災時に開発され、西宮市民の震災復興の願いを込めて、名付けられました。平成23年(2011年)に発生した東日本大震災の復興支援として、宮城県の南三陸町と女川町に、ゆめむらさきの寄せ植えが寄贈されています。
なお、こうした西宮市オリジナルの植物は、鳴尾浜臨海公園内にある「花工房」で殖やされ、市内のさまざまな場所に植えられています。お近くの公園や花壇などにもあるかもしれません。ぜひ探してみてください!
鳴尾浜臨海公園内の「花工房」
西宮の自然や植物の魅力をたっぷりと味わえる、北山緑化植物園。爽やかな秋空の下、ゆったりと過ごすのにぴったりです。ぜひご家族やお友だちと訪れてみてはいかがでしょうか。
北山緑化植物園
住所
- 西宮市北山町1-1
電話番号
- 電話:0798-72-9391
開館時間
- 園内は終日入園可
各施設は10時から16時 休館日
- 園内は年中無休
緑の相談所・展示温室は水曜日(祝日の場合は翌日)、年末年始(12月29日から1月3日) 入場料
- 無料
NISHINOMIYA COMMONS編集部
北山緑化植物園のマーカーリスト