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フードライターと夙川の人気ベーカリーを巡る、「パン脚」をリポート!(後編)

更新日:2018年5月2日

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パン好きにはたまらない、人気のイベント!


ameen's ovenで一休み!


フードライター・中原明子さんを案内役に、夙川エリアのおすすめのベーカリーを訪ねるイベント「パン脚」。


3軒のお店を巡った後は、ameen's oven(アミーンズ オーヴン)で歓談と喫茶の時間です。


今回提供されたのはクロワッサンやくるみのアンパンなどの盛り合わせ


カフェスペースでテーブルを囲み、「パン脚」のために用意されたパンの盛り合わせを味わいます。


また、店で使用している自家製レーズン発酵種と焼成前の生地がテーブルに回され、オーナーの三島さんから店のパンづくりについて説明を聞くことができました。


オーナーの三島さん


自家製レーズンの発酵種を使用


ふわふわのパン生地をさわる気持ちよさに盛り上がる参加者たち


参加メンバーはおいしいパンの秘密に興味津々。
「お店のハードトーストはどんな製法で仕込むのですか?」といった、パン好きならではの専門的な質問も出て、三島さんも驚いていました。
 

総菜パンが充実! Boulangerie Miyanaga


一息ついたところで、次は阪急夙川駅の北側改札すぐにある、Boulangerie Miyanaga(ブーランジェリー ミヤナガ)へ。


「惣菜系のパンが食べたい時はここ!」と中原さん。
厨房との仕切りのないオープンなショップスペースには、カモとねぎのタルティーヌや蒸し鶏のジェノベーゼなど、イタリア料理の一品のような惣菜パンが豊富に並びます。


ちなみに、こちらのオーナーは、夙川でレストラン・Vento Felicie(ヴェントフェリーチェ)も経営。
こちらでもミヤナガのパンを食べることができるそうです。
 

パンの合間にスイーツも!ELBERUN


ここまで5軒のベーカリーを訪ねてきましたが、ここで少し趣向を変えて、洋菓子店のELBERUN(エルベラン)へ。


創業は1964年。
洋菓子店が多く集まることからスイーツロードと呼ばれるこの界隈の中でも、一番歴史の古いお店なのだとか。


オーナーの柿田シェフが参加者を出迎え、「本物の素材を使う」という菓子作りの信条を語ってくださいました。


参加メンバーは、エルベランが特別に契約して使用しているという、大山ノンホモ生クリームを試飲。
素材に対する柿田さんの思いを垣間見ることができました。
 


パンとワインを一緒に楽しむ! Wineshop recork


朝9時にスタートした「パン脚」もいよいよゴール地点。


プログラムの締めは、wineshop recork(ワインショップ リコルク)で、パンとワインのマリアージュを体験します。


パンは、今回1店目に訪れたCONCENT MARKETの甘いパンとカレーパンの2種を用意。
これに合わせるワインとして、オーナーの中島さんはそれぞれイタリアとジョージアのオレンジワインを提案されました。


意外性のある組み合わせと、珍しいワインのチョイスは、個性豊かな銘柄を扱うワイン専門店ならでは。
参加メンバーもパンを糸口にして、新たにワインへの興味の扉も開かれたようです。


「夙川がスイーツの町とは知っていたけれど、こんなにも魅力的なベーカリーが揃った町だとは知らなかった」
「オーナーシェフから直接、おすすめのパンについて教えてもらえたのがうれしい」
「一度に何軒ものベーカリーを巡れて、充実した時間になりました」等々、
プログラムを終えた参加者は一様に満足げでした。


「今日をきっかけに、気に入ったベーカリーにはぜひまた足を運んでくださいね」と、中原さんが参加者を見送り、「パン脚」は幕を下ろしました。


今回のプログラムで訪れたお店以外にも、夙川には魅力的なお店がたくさんあります。
みなさんもぜひ、夙川のベーカリーや洋菓子店を巡ってみてください!


NISHINOMIYA COMMONS編集部
フリーフードライター中原明子


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