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未来の科学者たちが大集合!「西宮湯川記念こども科学教室」

更新日:2018年11月6日

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こども科学教室
毎年9月に開催される「こども科学教室」


めざせ、未来のノーベル賞!

9月9日に、「西宮湯川記念こども科学教室」が西宮市立総合教育センターで開催されました。不思議でおもしろい実験や、楽しい科学工作などが体験できる20ほどのブースは、どこも人気で行列がずらり。西宮市内の小中学生とお父さんお母さんが大勢参加して、とても盛り上がった1日となりました。

こども科学教室
たくさんの家族連れで大にぎわい!

日本人初のノーベル賞受賞者である湯川秀樹博士が、受賞対象となった中間子論を提唱したのは、西宮市の苦楽園にお住まいだったときのこと。
西宮市では、湯川博士の偉業をたたえ、子どもたちに科学に対する興味や夢を持ってもらおうと、平成10年度から毎年「こども科学教室」を開催しています。参加者は例年約2000人。日本物理教育学会近畿支部の先生や市内の小・中・高等学校の先生、科学クラブの学生さんたちの協力で展開される魅力的なブースが並びます。ここで目を輝かせる子どもたちの中からも、未来のノーベル賞受賞者が出るかもしれません。

おもしろ体験や、楽しい科学工作がいっぱい

こども科学教室
化石掘りに夢中になる子どもたち

人気のプログラムのひとつ、化石掘り。真剣な表情で、慎重に爪楊枝や竹串を使って岩石を削っていく子どもたち。中生代の化石・アンモナイトや、新生代のサメの歯の化石が見つかると、「あったー!」と笑顔がはじけます。丁寧に掘り出した化石は、化石標本にして持ち帰れるので、大切な宝物になりそうです。

こども科学教室
小さな化石がどんどん出てきます!

小学校の低学年でも楽しめる「紙とんぼを作ろう!」や「スライムをつくろう!」など、理科工作のプログラムも人気です。

こども科学教室
紙とんぼ作りに夢中


こども科学教室
お父さん、お母さんも一緒に

こども科学教室
上手にできました!

羽がなくても飛ぶ「リング飛行機」は、画用紙を輪にしたものとストローで作ります。左右を均等にしたり、クリップをつけて重さを調節したりと、飛びやすくするコツを教えてもらいながらオリジナルの飛行機を完成。出来上がったリング飛行機が「すう-っ」と飛ぶようすを見つめる子どもたちは、とてもうれしそうでした。

こども科学教室
先生にコツを教えてもらいながら......


こども科学教室
完成した飛行機に大満足


科学の不思議を体験しよう

こども科学教室
先生たちがやさしく教えてくれます

「ペットボトルで浮沈子(ふちんし)を作ろう」のプログラムでは、水が入ったペットボトルに浮きを入れ、ギュっと握ると浮きが沈み、握った手を緩めると浮きが浮かびあがる不思議なおもちゃを作ります。子どもたちは、握ったり緩めたりを繰り返し、ペットボトルの水に圧力がかかることで起こる不思議を、楽しく体感していました。

こども科学教室
ティッシュが勝手に動いちゃう!

「これは何?」。銀色の謎の物体に、子どもたちは興味津々。この不思議な装置は、手作りの静電気発生装置「バンデグラフ」。装置から静電気が発生すると、装置と体の間をティッシュが行ったり来たり、髪の毛が逆立ったり、アルミカップが浮いたり、パチッと火花が散ったり......。静電気のおもしろい実験に、思わず歓声があがっていました。

こども科学教室
風船が割れないかドキドキ......

「圧力を実験しよう!」のコーナーでも、子どもたちの「?」が大噴出。たくさんの爪楊枝の上に風船を置いて押さえてみると......。あれっ?風船が割れない......。「えーっ、なんでー???」見ている大人もちょっとヒヤヒヤしながら、息を飲んで引き込まれます。

こども科学教室
煙がもくもく......。

子どもたちは大興奮!子どもたちの大きな歓声が印象的だった「液体窒素の温度の世界」。液体窒素がもくもくもくもく......。それだけで、もう子どもたちは身を乗り出して真剣なまなざしに。さあ、どんな実験が始まるのでしょうか。

こども科学教室
先生の実験に興味津々です

「この風船を液体窒素のなかに入れたら、どうなると思う?」と、先生に問いかけられると、子どもたちは手をあげて口々に意見を言い合います。実験が始まると、目の前で次々と起こる不思議なことに、大人も子どももみんなくぎ付け。
液体窒素の中に入った風船は、まるで空気が抜けてしまったようにしゅるしゅると縮み、外に出すとまた元の膨らみが戻ってきました。ほかにも花や輪ゴム、炭酸飲料のコーラを使った実験など、子どもたちは大興奮。質問もたくさん飛び出しました。

こども科学教室
「毎年家族で参加しています」と、梶さん兄弟

液体窒素に輪ゴムをつけて取り出す実験で、子どもたちの代表として輪ゴムの感触の変化を確かめた小学校4年生の梶美空さん。実験終了後、「一瞬で輪ゴムが固くなってビックリしました。でも、手のひらであたためると元に戻って不思議でした」と感想を話してくれました。毎年、家族で「こども科学教室」に参加しているそう。小学校1年生と2歳の弟さん、お父さんとお母さんも、それぞれに科学に触れられた楽しい一日になったようでした。


今回紹介した他にも、魅力的なプログラムがたくさん。子どもたちは科学のワクワクを満喫して、本当に楽しそうでした。


さらに、「こども科学教室」の他にも、専門家から最新の科学研究について分かりやすく話が聞くことができる「西宮湯川記念科学セミナー」を毎年12月頃に実施しています。
最新の科学の世界にもぜひ一度浸ってみてください。
※詳しくはこちら



NISHINOMIYA COMMONS編集部

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電話番号:0798-35-3400

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