市制100周年記念企画
みやたんと学ぶ西宮の今昔「人形操り発祥の地」
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西宮神社の北側(現・産所町近辺)には、室町時代から「傀儡師(くぐつし)」と呼ばれる人形遣いが多く住んでいました。人形操りが40軒~50軒も並び、常設座もあったようです。彼らの操り人形が淡路に伝わって人形浄瑠璃に、さらに大阪の文楽に発展したことから、西宮は「人形操り発祥の地」であるといわれています。市は、伝統芸能を継承し、人形劇に親しんでもらうため、西宮人形劇グループ連絡会や人形芝居えびす座と協力し、人形劇定期公演や西宮・浜脇のふるさとづくりなどのさまざまなイベントを実施しています。
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南あわじ市の中学校と人形劇を通じて交流があるみにゃ~
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傀儡師をしのぶ碑(産所町)。
西宮神社の境内には人形操りの祖をまつる百太夫神社がある
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西宮人形劇まつりの様子。
毎年多くの観覧者が訪れ、劇を盛り上げる