災害現場の状況把握がより正確に
Live119にご協力を

Live119とは

スマートフォンからの119番通報者に動画の送信を依頼し、消防隊到着前に現場の映像を消防指令室で確認できるシステムです。西宮市消防局では、10月から同システムの運用を開始しました。

利用イメージ
画像:データの共有のイメージ
  1. 通報現場から消防指令室へ 119番通報(音声)
  2. 消防指令室から救急隊へ 出動指令
  3. 消防指令室から通報現場へ URLをSMS(ショートメッセージ)送信
  4. 通報現場からデータセンターへ 動画撮影
  5. データセンターから消防指令室・救急隊へ 映像の共有

映像送信にかかる通信料は、通報者負担になります

操作手順
イラスト:消防指令室イメージ

1.

消防指令員が通報者に対し、Live119による映像伝送の協力を依頼

イラスト:通報者にSMSでメッセージ送信イメージ

2.

消防指令員が通報者の電話番号宛てにSMSを送信

イラスト:Live119を起動イメージ

3.

  • URLをタップしてLive119を起動

メッセージを受け取ったら、記載されたURLをタップ

イラスト:スマホ操作イメージ

4.

注意事項を確認後、問題がなければ次へ進む

イラスト:スマホ許可設定イメージ

5.

  • 位置情報のアクセスを許可する
  • カメラの使用を許可する
  • マイクの使用を許可する

マイク・カメラ・位置情報の使用許可の場合、許可をタップ

イラスト:スマホで撮影イメージ

6.

開始ボタンをタップして撮影開始(映像は消防指令室へ伝送)

メリット※事例は同システムを先行導入している他市より抜粋

災害発生場所を早期に特定できる

音声に加えて災害現場の動画映像を消防指令室に送るため、災害発生場所が早期に特定できます

事例
山間部で車が崖から転落しているとの119番通報があり、電話での聞き取りだけでは現場特定が困難だったが、Live119を活用したことで、周囲の景色から現場を特定することができた
被害の拡大防止につなげることができる
写真:心肺蘇生イメージ

火災や交通事故の形態を視覚的に確認することができるため、必要な消防車両や救急車両の判断を的確に行うことができます

事例
火災現場の近くにいた市民からLive119を活用し、火災の燃え広がる映像を送信してもらうことで、現場に向かう消防部隊に対して状況を送信でき、迅速な現場活動に役立った
救命率の向上が期待できる
写真:救急車イメージ

心肺蘇生法などが必要な緊急性の高い救急事案では、消防指令員が通報者に対して映像を確認しながら応急手当のアドバイスを行うことができます

事例
工事現場で作業員が建築資材に挟まれているとの119番通報があり、Live119の活用で現場と負傷者の状況を早期に確認し、同僚の方による応急手当を具体的に指導できた

いざというとき…
Live119へのご協力をお願いします

写真:消防局指令課 森本主任

消防局指令課
森本主任

上記のほかにも、消防指令員と通報者が状況を共有することで、通報者の安心につながるなど、同システムには多くのメリットがあります。
119番通報の際、消防指令員が必要と判断したときに、「Live119」を利用した映像伝送のご協力をお願いすることがあります。
「Live119」へのご理解・ご協力をお願いします。

【問合せ】消防局指令課(0798・26・0119)

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