フレイル予防で健康長寿

その衰え、本当に年のせい?

写真:腕を組む男性
最近、「疲れやすくなった」「人と会うのがおっくうになった」といったことはありませんか。また、周りにこんな人はいませんか。これらは“フレイル”と呼ばれる状態かもしれません。2月1日の「フレイルの日」を前に、フレイルへの理解を深め、健康でいきいきとした生活を目指しましょう。

フレイルについて知ろう

フレイルとは、年をとって筋力・認知機能や社会とのつながりなどが低下した状態のことです。このままでは要介護になるリスクが高い状態ですが、早めに気づき、対応することで健康を維持して、自立した生活を送ることもできます。
イラスト:健康と要介護の間がフレイル
要介護になるリスクが高い状態
やせてきたら要注意
高齢期のやせは、肥満よりも死亡率が高くなります。65歳を過ぎて、病気でもないのにやせてきたら、かかりつけ医に相談しましょう。

あなたは大丈夫?簡単フレイルチェック

  • 半年前より2~3㎏体重が減った
  • 以前より疲れやすくなった
  • 出かけるのがおっくうになった
  • ペットボトルのふたを開けにくくなった
  • 青信号の間に横断歩道を渡りきれなくなってきた
  • 以前より人と会話をする機会が減った
1つでも当てはまればフレイルのリスクあり
予防に取り組みましょう

4つの柱でフレイルを予防しよう

生活習慣を見直してできることから始めよう
食事
  • 1日3食、決まった時間に食べよう
  • 毎日、牛乳・乳製品を取ろう
  • 毎食、肉・魚・卵・大豆製品のどれかを食べよう
写真:バランスの良い食事
お口の健康
  • デンタルフロス、歯間ブラシ等を使おう
  • 定期的に歯石除去や健診を受けよう
  • 口腔(こうくう)体操で噛(か)む力・飲み込む力を鍛えよう
写真:歯ブラシを持つ男性
運動
  • 今より、10分多く体を動かそう
  • 家事をするときは、きびきびと動こう
  • 寝るより座る、座るより立つことを心掛けよう
写真:階段を登る女性
社会参加
  • 1日に1回以上は外出しよう
  • 週に1回以上、友人や知り合いと交流しよう
  • 月に1回以上、やりがいや楽しさのある活動に参加しよう
※電話や手紙、ちょっとした会話やあいさつも有効です。緊急事態宣言の発令期間中は、不要不急の外出は避けるようお願いします
写真:交流する女性
    【相談問合せ】
  • 健康について…健康増進課(0798・26・3667)
  • 社会参加について…地域共生推進課(0798・35・3286)
フレイルやフレイル予防に役立つ情報などについて詳しくは、市のホームページ(フレイルを知る)をご覧ください

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