「肩こりに悩んでマッサージチェアを購入したが、使い始めてすぐ首が痛くなった」との相談がありました。
体の疲れを癒やしたいなどの理由から購入するマッサージチェアですが、「体が痛い」「頭痛や吐き気がする」だけでなく、「圧迫された部分に内出血や腫れが発生する」「皮膚がすりむける」といった事例も見られ、中には「神経・脊髄の損傷」「骨折」など重篤な危害につながることもあります。
マッサージ器の使用が禁止されている疾病もありますので、購入前に販売店やかかりつけ医に、使用しても良いか確認しましょう。
使用する前には取扱説明書をよく読み、最初は弱い刺激から始めましょう。使用中は、リモコンを手に持つか手の届く範囲に置き、異常や危険を感じたらすぐに停止しましょう。
身体に異常を感じたら使用をやめて、医療機関に相談しましょう。