地域で学校サポート! 子ども見守る「ささえ」事業

教育委員会では、「夢はぐくむ教育のまち西宮」を理念とする「西宮教育」を推進しています。その中で、子どもの健やかな成長を支えるために、家庭や地域と連携した学校教育環境の整備を進める「学校サポートにしのみや事業」を実施しています。
今回は、この事業の一環である「ささえ」事業の取り組みを紹介します。
問合せは学校教育課(0798・35・3857)へ。

教育活動へ地域の人の知識や経験を

「ささえ」事業は、子どもたちの「生きる力」の育成を支援し、学校や家庭、地域が連携して、子どもたちの健やかな成長を支えるものです。
現在では、約7700人の地域の皆さんが専門的な知識や技術、経験を学校の教育活動に生かし、次のような支援を行っています。
(1) ゲストティーチャー
子どもたちの学習の理解を深めるために、講師などを務めます。
(2) 学習アシスタント
子どもたちのきめ細やかな学習活動を進めるために、教師のサポートをします。
写真:学習アシスタント
学習アシスタントから指導を受ける浜脇中学校の女子ソフトテニス部の皆さん
(3) 環境・施設サポーター
子どもたちが、安全で快適な学校生活を送れるように、学校の図書館や花壇などの環境整備をサポートします。
写真:環境・施設サポーター
香櫨園小学校の花壇で作業する園芸ボランティアの皆さん。
平成25年度の緑のカーテンコンテスト(学校部門)では最優秀賞を受賞
具体的な支援内容は表のとおりです。

「ささえ」事業の主な支援内容

(1) ゲストティーチャー
地域の歴史学習、特産品を活用した社会科・理科学習、短歌や俳句、英語活動、伝統芸能、パソコン、習字、読み聞かせの講師など
(2) 学習アシスタント
反復学習・ドリル学習等の採点補助、特別な支援を要する子どもの指導補助、校外学習の引率補助、理科・家庭科等の実習の補助、部活動の補助など
(3) 環境・施設サポーター
校区内のパトロール、図書室の整備、花壇の整備・植木の剪(せん)定、校舎の清掃、教材・教具の修理、ペンキ塗り等校舎の修理など

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広がる地域の支援

「ささえ」事業が発足してから10年が経過し、支援者数や活動時間は年々増加しています。
子どもたちは、保護者や地域の皆さんに温かく見守られながら、日々の学校生活を送っています。
今後も、各学校の教育活動をより充実したものにしていくために、「ささえ」事業を推進し、地域や家庭とともに「開かれた学校づくり」に取り組んでいきます。

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