湯川記念賞を贈呈 慶應義塾大学准教授・福嶋健二さん
同賞は、故湯川秀樹博士が本市在住中に提唱した中間子論により、日本人初のノーベル賞を受賞したことを市の誇りと考えて実施している「西宮湯川記念事業」の一つで、理論物理学分野で極めて優秀な成果を修めた若手研究者に贈呈します。
福嶋さんの受賞研究は「ハドロン物質からクォーク物質への相転移の理論的研究」です。
この研究は「物性」「素粒子」「原子核」「宇宙」の4分野の理論物理学のうち、原子核物理学の分野に大きく貢献しました。
贈呈式は11月6日(火)に市役所本庁舎で行われます。
問合せは大学・生涯学習推進課(0798・67・6879)へ。